オフィス内が暗くて陰鬱な印象を受けたり、反対に明るすぎて眩しいなど、違和感を覚えることはありませんか。照明の明るさには、人が快適と感じる適切な照度と色があり、暗すぎる・明るすぎるなどと感じる環境は、ワーカーの健康や業務に影響が出るケースもあるそう。
最近では、働き方改革の面でも空間に合わせた「調光調色」が注目されています。今回は、光で空間を演出する「調光調色」についてご紹介します。
調光調色が注目されている理由
調光調色とは
オフィスの空間に合わせて、光の色温度・照度を調整する事を「調光調色」と言います。色温度・照度を調整することで空間の印象づくりと機能面での効果が期待できます。
空間に合う最適な色は
照明の光は、単一に見える場合もありますが、じつはさまざまな色で構成されています。設置する場所や業務内容に合わせて色を変化させることで、メリハリの付く環境をつくることができます。
・集中空間や執務室、会議室などに適した明るめの色
昼光色 → 6,500k
昼白色 → 5,000k
白色 → 4,000k
・アイデア出し、リラックス空間などに適した温暖系色
温白色 →3,500k
電球色 →3,000k・2700k
※「k」：ケルビン。照明などの色温度を表す単位
調光調色の効果
演出効果
・調光調色による照明効果で、季節や時間に合わせた空間つくりができる
生理学的効果
・照度を時間によって変化させることで時間を意識した働き方を促す
・色温度を変化させることによって目的、用途に合わせた空間作りができる
健康への効果
・体内時計に合わせ、適切な光を浴びる事ができる
空間に合わせた調光調色の効果として、「体内時計に合わせられる」という点は見逃せません。人間は、時間帯に合う適切な光を浴びる事で、効率的に活動ができるよう生き物。一日中、同じ明るさの環境にいると体内時計が狂い、夜の睡眠にも影響するとも言われています。朝は明るめ、夕方・夜になるにつれて暗くなるように調整することで、体内時計を調節できます。
調光調色を実現する「Smart LEDZ」
さいごに、調光調色を実現する「Smart LEDZ」というプロダクトをご紹介します。ポイントは４つです。
① スマホ等からBluetoothで調光調色操作が可能（配線必要なし）
② 個別制御・シーンの切替えが自由（ゾーニング設定が可能）
③ 自動運転での管理が可能（照度の変更を自動運転）
④ レイアウト変更後も器具交換せず設定可能
「Smart LEDZ」は大きな配線工事の必要がなく、Bluetoothでタブレットやスマホ端末から操作ができ、 複数照明を設定した際もタブレットのみで管理・運用・変更ができます。従来は、「ちょっと暗い」「明るすぎる」と感じた場合は工事が発生するケースもありましたが、このプロダクトなら柔軟に対応ができるようになります。
まとめ
今回は「調光調色」についてご紹介しました。
時間帯で色温度・照度を変えることで体内リズムの保持、業務へのメリハリ、 就業時間を意識した働き方などを実現することができます。「調光調色」はオフィスだけではなく、商業施設や飲食店舗、 24時間営業スタイルの店舗などにも多く導入されています。
オフィス環境の「調光調色」などについて、ご不明な点などがあれば、ご遠慮なくお問い合わせください。