
例年、秋から冬にかけて流行り始める感染症。10月中旬頃からはノロウィルスやロタウィルスを原因菌とする感染性胃腸炎が、11月下旬頃からはインフルエンザが流行り始め、1~2月にピークを迎えます。今年は例年より1週間早く、都内の公立小学校でインフルエンザの集団感染が報告されました。
今年は例年より早めの対策が必要になるかもしれません。今回は、基本的な予防以外にどんな対策ができるのかをご紹介いたします。
感染経路の大きな割合を占める「接触感染」

「感染経路の80%は接触感染による」という発表もあります。最近は、コミュニケーションを活性化させるフリースペースや飲食スペースを設ける企業も多く、そのような場所では、必然的に接触感染リスクが高まります。
また、さいきんでは固定席ではなくフリーアドレスを導入する企業も増えていることから、執務室内での接触感染リスクも高まっています。以下のような場所では、特に注意が必要です。

基本的な予防対策
従業員をインフルエンザから守るには、こまめな注意喚起など、会社全体で協力して予防をしていくことが大切です。
予防注射
10月頃からインフルエンザ予防注射接種が開始されます。インフルエンザ注射の効果は、接種した2週間後~5か月間程度と言われているため、早めに接種することが重要です。
手洗い・うがい
特に手洗いは有効です。手の平・手の甲だけでなく、手首や爪の中、指の間まで30秒程度かけて丁寧に洗うことが大切です。トイレのあとや食事前だけではなく、外出前後もこまめに実施しましょう。
マスクの着用
他社にうつさない配慮として、マスクの着用も効果的です。
マスクがない場合でも、咳・くしゃみをする際にはハンカチなどで口や鼻を覆いましょう。手で抑えてしまうと、その手でその後触ったものが接触感染のもとなり得ます。厚生労働省では、コンビニや薬局で販売されている不織布のマスク利用が推奨されています。
オフィスをまるごと抗菌すると効果的
個人の予防策も大切ですが、どうしても個人のモラルなどに依存するため限界があります。そこで、当社ではオフィス環境をまるごと抗菌(※1)コーティングしてしまう、「デルフィーノ」というサービスを取り扱っています。
デルフィーノでオフィス内を抗菌コーティングする事により、菌・ウイルスの増殖・感染の抑制することができ、集団感染リスクを低減することができます。専用のマシンによってミクロン単位の粒子で噴霧するため、空間内をくまなくコーティングすることができます。
デルフィーノは、一般的なオフィスであれば1年間の効果があり、SIAA(抗菌製品技術協議会)が定める品質や安全性の基準を満たしている抗菌剤を使っているため、 安心してご利用いただくことができます。
※1 菌に対抗する手段として代表的な3つについての整理は、以下のとおりです。
・「殺菌」:菌を殺す
・「除菌」:菌を取り除く
・「抗菌」:菌の増殖を抑制する
まとめ
感染症が社内で広がると、業務上さまざまな支障があります。感染症対策は、早めの備えが肝要。オフィスまるごと抗菌について詳しく知りたいかたは、お気軽にお問い合わせください。