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  • 実はいいことがいっぱい!「立ち仕事」のススメ

    実はいいことがいっぱい!「立ち仕事」のススメ

    ご存知でしたか。日本は世界一座りすぎている国だという事実。座りすぎによる体への影響は様々な報告がありますが、中でも「腸」への影響が大きく大腸がんの罹患リスクが懸念されています。そのため、腸に負担がかかりにくい「立ち仕事」に注目が集まっています。

    (引用:AERA dot.

    座りすぎの解消と軽減をすべくオフィスチェアは進化してきていますが、チェアだけではなくデスクも同時に進化しているんです。今回は、体への負担を考慮したオフィスデスクをご紹介します。

    「今は立ちたい!」「今は座りたい!」のわがままに対応したデスク

    近年注目されているのが、上下昇降デスク。上下昇降デスクは、デスクの高さを自由に調整ができ、座り仕事、立ち仕事を選択しながら業務を行なうことができます。上下昇降デスクの代表的な商品は、国内家具メーカーのオカムラ社の「Swift」です。

    (引用:OKAMURA公式サイト

    海外メーカーのSteelcase社(スチールケース)からは、高座位(High Sit)に着目したハイデスク・ハイチェアがリリースされています。デスクとチェアを通常のデスクより高座位に設定しておくことで「立っているようで座っている」「座っているようで立っている」という「立つ・座る」動作を、目線の高さを変えることなく会話の途中でも体勢変更がスムーズにできます。また、たまたま立ち寄った人とも目線が合いやすく、自然な姿勢で会話を続けることができる点もおススメのポイントです。

    立ち仕事以外でも期待できる健康デスク

    モバイルパソコン等で業務する企業も増えてきていますが、デスクの高さは従来と変わらないため、目や首、肩への負担が心配です。そこで、コクヨ社の「UPTIS(アプティス)」をご紹介します。

    「UPTIS」は、デスク天板の傾斜を7段階で調整することができる商品です。傾斜を調整する事により、負担がかかりにくい姿勢にPCをセッティングすることができ、首から上に動きをつくります。

    (引用:コクヨ公式サイト

    自由自在に操るモニターアーム

    高さを変えられるのはデスクだけではありません。モニターアームも大活躍するアイテムです。モニターアームはモニターの高さが変えられるのはもちろん、モニターとの距離、角度の調整もできるため、眼精疲労軽減に期待ができます。ほとんどのデスクに取り付けが可能で、デュアル・モニターなど複数使用する場合にもオススメ。プロダクトごとに取り付け方、モニターの耐荷重やアームの動きなどが異なりますので、ご購入前によく調べておきましょう。

    (引用:Herman Miller

    まとめ

    今回は、体への負担を軽減できるオフィス周りのアイテムをご紹介しました。

    上下昇降デスクは、高性能な電動式から安価で購入しやすい手動式まで様々なメーカーから発売されています。PC作業が多い方への負担の軽減や業務効率アップに効果的。ミーティングデスクとしても販売されています。

    余談ですが、ある企業では、立ち会議で予想外の効果が生まれたという事例も。

    会議の質に課題のあった企業が、立ち会議を積極的に行なったところ、過去に発言しなかった従業員が発言したり、ホワイトボードを使って説明するようになり、それが周囲に波及して活発な議論ができるようになった。さらに、会議時間の短縮にもなった。いまではすっかり立ち会議が浸透している

    という事例です。上下昇降デスクを導入すると、そのような副次的効果も期待できるのかもしれませんね。気になる方は、お気軽にお問い合わせください。