
日本は、世界20ヵ国の中で座る時間がもっとも長いといわれます。
最近、「健康経営」という言葉をよく耳にしますが、健康な状態で働くことで個人の生産性を高め、会社への貢献につながるという視点から社員の健康に配慮したオフィス環境づくりや体に負荷なく使えるオフィス家具が注目されています。
今回のコラムでは、オフィス家具の中でも最も体に触れる、体のサポート役となるオフィスチェアをご紹介いたします。
チェア選びのポイント
① 背・座面
主にクッションタイプと、メッシュタイプと2種類あります。どちらが良いかは好みで分かれますが、男性はメッシュタイプ、女性はクッションタイプを好む傾向があります。
② 肘置き
肘付きタイプのチェアは肘を置くことや高さ・角度を調整する事で肩への負担を軽減できます。
③ 腰/背中へのサポート
オフィスチェアの中にはランバーサポートというものがあります。自分の腰の高さに調整することで理想の姿勢となるようサポートし、長時間のデスクワークで伴う体への負担も軽減します。
各メーカーの代表的なチェア
オカムラ


■ Sylphy(シルフィー)
テレビなどのオフィスシーンでよく拝見するくらいオカムラの代表的なチェア。当社でも、小柄な女性が「体にフィットする!」と愛用しております。
■ Sabrina(サブリナ)
背もたれを好みの深さでロックでき、開発系のお仕事の方にもおすすめ。
■ Contessa(コンテッサ)
座ったままの状態で基本的な調整ができ、自然な姿勢を保つことができます。
コクヨ

■ ing(イング)
最近話題のバランスボールのように360°動くチェア。前後・左右・斜めなど自在に体を動かしやすくしてくれます。
■ Duora(デュオラ)
コクヨの定番チェア。作業姿勢をサポートする調整機能を使う事で最適なポジショニングが可能になる。
稲葉製作所(イナバ)

■ yera (イエラ)
フェラーリをデザインした奥山清行氏監修・デザインのチェア。座面が広めにできており、人の背骨「S字」曲線を保てるよう設計されています。当社でも愛用者が多いプロダクトです。
■ Xair(エクセア)
こちらも同じくした奥山清行氏監修・デザイン。背面が「X」になっています。
ITOKI(イトーキ)
■ Spina(スピーナ)
エラストマーというプラスチックとゴムの間の硬さの素材を使っていることで注目されたチェアです。ITOKIの代表的なチェア。
■ Vento(ヴェント)
背面がメッシュ素材を使っているのが特徴。 当社のITOKIファンによると「包み込まれる感じで座り心地が良い」そう。
■ f(エフ)
機能性が良いチェアです。背面が台形のようになっている事で振り返るとき、ワゴンを開ける時に肩が背面に当たらずスムーズに体を動かせます。
■ cassico(カシコ)
業界初の女性向けチェア。女性は姿勢が悪く見えることから比較的浅く、背筋を伸ばして座る傾向があるという調査から、女性が深く座り寄りかかっても姿勢よく見えるように設計、デザインされたチェアです。血流が良くなるよう座面の先が倒せるような仕組みにもなっています。
Herman Miller(ハーマンミラー)



■ Aeron(アーロン)
ハーマンミラーの代表的なチェア、昔も今も良いチェアの定番。
■ セイル
おしゃれチェアの定番。座面、背面、肘置き等、好みの色を選んでMYチェアにできます。
Steelcase(スチールケース)


■ Think(シンク)
メーカーの公式サイトにもありますが“長時間座っている人のために開発”されたチェア。当社でも多くの販売実績があります。
■ Gesture(ジェスチャー)
「人」の自然な動きに対応できるチェア。
■ Leap(リープ)
調整機能が豊富で体に合わせやすいのがポイント。女性人気が高い印象。
※チェアの種類により、ヘッドレスト、アームレスト、ハイバック、ローバックなどお選びいただける商品も。
まとめ
オフィスチェアは、
・ご移転のタイミング
・オフィスの雰囲気を変えたい
・気分転換に
などなど、買い替えのきっかけは様々。とはいえ、各メーカーのショールームを回ってお試しするのも大変です。
当社のオフィス(九段下・神保町)では、オフィスチェアを試座いただけるよう、国内外メーカー8社、数十種類のチェアを取り揃えました。お気軽にお試しいただけますので、お気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
(著:FRS広報チーム)