
アスベスト除去工事をご依頼頂きました。オフィスリニューアル工事に伴うアスベスト調査 ※1 により、塩ビタイル(規制対象レベル3 ※2)にアスベスト含有が分かり、含有場所、除去方法、工事工程をお客様にご説明。リニューアル工事前にアスベスト除去工事を実施することになりました。
※1 アスベスト調査:一定の条件を満たす建築物の工事において、アスベスト事前調査が義務付けられています
※2 規制対象レベル3:アスベストを含む非飛散性建材であり、除去作業時の規制はレベル1・2よりも緩和されているが、適切な取り扱いが必要

アスベスト調査は、建築物石綿含有建材調査者の資格を持つFRSメンバーにより実施しました。アスベスト繊維の飛散を防ぐため、排気口の封鎖など、法令に準拠した排気管理を行います。

複数フロアにまたがるアスベスト除去工事。工事フロアは立ち入りを制限しますが、お客様の業務稼動を止めずに工事を進める必要がありました。そのため、工事工程に沿った社員の方々のフロア移動スケジュールを作成。その他、立ち入り禁止期間や場所の資料作成もおこないます。

アスベストを含む塩ビタイル下地材を剥がしていく作業。石綿作業主任者の資格を持つFRSメンバーが、工事中の責任者として工事を推進しました。

アスベスト除去後に、粉じんの飛散防止として固化剤を塗布します。その後、仕上材によって様々な下地処理を行い内装工事を進めました。法令に基づいた事後処理および作業記録等を実施しアスベスト除去工事が完了します。