
さいきん、心理的な効果を期待して導入が増えている注目アイテムがあります。
それは、「香り」。オフィスにも香りを取り入れる企業が増えてきました。導入目的は、「働く環境を整える施策の一環」、「来訪者を気持ちよくお迎えするため」などに加えて、「来訪者に対して嗅覚から印象付けを行ないブランディングにもつなげたい」という目的も。
今回は、そんな「香り」について整理してみたいと思います。
アロマと香水の違い
普段あまり明確に区別されていない「アロマ」と「香水」。じつは明確な違いがあります。
アロマ
アロマには、香りだけではなく中和消臭機能があります。元々ある臭いを分解し、アロマの香りを浸透させることができるので、香りを広げるという役割だけでなく、しっかり消臭するという機能を持っています。
香水
香水は、元の臭い成分はそのままに、上からより強い香りをかぶせるのが香水です。根本の臭いは取り除いていないため、時間が経つと臭いが戻ってしまう(「臭い戻り」といいます)が起こります。
CMなどでは「消臭」、「無臭」という言葉をよく耳にしますが、日本人は比較的無臭を好む傾向があると考えられています。そのため、香水よりも、消臭機能を持ったアロマの方が日本人には受け入れられやすいようです。
オフィスに向いている香りとは

アロマには様々な香りがありますが、オフィスに採用するにあたって注意したいのは、香りの好み。
気候、年代、性別や、その日の体調によっても香りの好みは変わります。オフィスでは、全世代で受け入れられやすく、また品格を損なわない香りである事が大切です。
人香料
せっけんの香り、バラの香りなど、特定の香りがある場合は、人工香料が向いています。商品のブランディングや、香りのイメージを明確にしたい時に適しています。
天然香料
気分転換、イライラの解消など、心を落ち着かせ、気持ちをすっきりさせたい時には天然香料が向いています。植物などの成分を使い、香りそのものはほんのり香る感じにすることができます。
その他、花粉やインフルエンザの対策になる香りも。
推奨するアロマディフューザー

従来のアロマディフューザーは、導入してみたものの、
・掃除やメンテナンスが大変だ
・香りの交換が難しい
など、手入れに手間がかかることもしばしばありました。今回は、そのようなお悩みを解消してくれるプロダクトをご紹介します。ポイントは3つ。
①香りの拡散力
従来のアロマディフューザーは、本体の近くは香りが強く、 遠い場所は香りが薄くなるなど、不均一になりがちでしたが、このディフューザーは、ナノ化された超微粒子でフロア全体、均等に香りを浸透させることができます。
②女性でも片手で持ち運びができるコンパクトで軽量
女性が片手で簡単に持ち上げられるほどコンパクトで軽量。いつでも本体位置を変更することができます。
③メンテナンスフリー
商品の機能上、オイル漏れや部品の劣化が起こらないよう設計されています。手がベタつくこともなく、メンテナンスフリーで使い続ける事ができます。
たくさんの人が働くオフィスという空間だからこそ、皆が快適に過ごせる香りを演出することが大切です。専門のブレンドデザイナーが在籍、空間やシーン、季節に合わせた香りを提案してくれます。
正式なご導入の前にお試し期間も設けられているので、導入に際して不安のあるかたにも優しいサービス設計も魅力です。
まとめ
今回は「香り」についてご紹介いたしました。オフィスのエントランスや執務エリアだけでなく、フリースペースやリフレッシュルームなど、気持ちを切り替える空間に設置するのも効果的です。
従業員だけでなく、お客様にも居心地のよい空間を演出できる「香り」。取り入れてみてはいかがでしょうか。